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第1回自主公演
「夕鶴」
1998(平成10)年2月15日(日)14時開演
たんば田園交響ホール

STORY

運ずは、つうの織った布(千羽織り)を与ひょうから委託されて町で10両で売ってきたことを惣どに話した。惣どは、それが本物の鶴の千羽織りであれば、生きている鶴の羽を千枚抜いて織り上げたものであるから、都に持っていって売れば1000両で売れるはずで大儲けができると考える。
そこで二人は、つうに新たに布を織らせるように与ひょうをそそのかす。最初は渋っていた与ひょうも金と都見物に心が動き、つうに布を織るよう頼みこむ。
つうはお金や都見物に執着する与ひょうの姿を嘆き悲しんだが、あと1枚だけの約束で布を織ることを引き受ける。ただし、布を織っているところは決してのぞかないことが条件であった。
しかし、止める与ひょうを振り切って運ずと惣どが中をのぞくと、そこには自分の羽をむしって織物をする鶴の姿があった。つうとの約束を守るため与ひょうもしばらくは我慢していたが、ついに中をのぞいてしまった・・・


 

CAST

与ひょう・・・足立義則
つう・・・出口まりこ
惣ど・・・棚橋直人
運ず・・・藤井宣良
子供たち・・・植西香梨・清水健司・

       内藤元規・大江紗代・

       植村安奈・出口桃子・

       出口拡希
客演・・・田村博子

 

STAFF

脚本・・・木下順二
演出・・・足立義則
舞台監督・・・川端ヒロユキ
音楽・・・園増亮介
衣装・・・田崎一枝・竹若和美・藤本友子
メイク・・・田中照美
記録・撮影・・・棚橋静香
協カ・・・オペレータークラブ・

    小谷真巳・藤井孝明
プロデュース・・・足立義則

 

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