1999年

花いちもんめ、初の学校公演。講堂が会場で少し寒かったものの、大人も子どもも一緒に楽しい時間を過ごしていただけたと思う。
子どもたちから舞台に何度も声がかかり、一緒に舞台を創っていたという感がある。寒い日にもかかわらず、地域の方々のご来場もあり、篠山小学校ＰＴＡの役員の方々にも、見えないところでお世話になった。

 新しくできたばかりの今田町のさぎそうホールが会場。ここでも、「彦市ばなし」を上演させていただくが、朗読劇用にナレーションを加えてのアレンジ。
またまたマリちゃんズ（仮称）による「懐かしい歌」の合唱も披露した。なかなか好評であった。

ホールへお越しいただけない方にも「花いちもんめのお芝居」を観ていただきたくて、こちらからお願いして伺わせていただいた。
今年の新作、「彦市ばなし」は、木下順二作のとんち話。セリフ回しや滑稽な動きで楽しんでいただけたと思う。
 前川が「彦市」、福田が「殿様」でデビュー。
 今回は「お芝居」だけでなく、「宣ちゃん歌謡ショー」と女性４名（仮称マリちゃんズ）による「懐かしい歌」の合唱も披露。

太宰治原作の「走れメロス」を時代劇として上演。舞台をせりだし、より客席との一体感を創出することに成功。演出が冴えた感動作品に仕上がった。
 ２日間にわたる公演で、観客数も約１，２００名と第１回自主公演の倍の人数となった。
 本公演では一般募集をしてキャストを募り、７名をゲストに迎えて総勢１７名が舞台に立つこととなった。外国人に扮する者、刀を扱う者、婚礼をあげる者、歌を歌う者、ひたすら走る者・・・。練習も当日もハードな公演であった。
おっと、忘れちゃならないヒストリー。本公演で「まつ＆たき」初披露！まさか、以後、連続出演になるとは・・・。

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